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診療案内
むし歯の進行度によって治療内容は変わってきます。まずはレントゲンを撮影し、適切な診断が必要です。
小さなむし歯はレジン修復治療や、型取りによるインレー修復治療を行います。そして、歯の神経まで到達してしまったむし歯は根管治療という処置が必要になります。
また場合によっては、噛み合わせの調整などの簡単な処置で回復することもあります。
例えば小さなむし歯の治療では、ときに歯を削る範囲の方が多くなってしまうことがあります。それよりも、メンテナンスによりむし歯の進行予防につとめる方が、歯が長持ちすることがわかっています。
このように、むし歯は適切な管理によりその進行を防ぐことができます。
歯石の沈着具合と、歯周ポケットの深さを検査で確認し、状態に応じて歯周病治療(歯石取り)を行います。また、歯石の再沈着を防ぐために、普段の歯磨きにおける磨き残しの確認、磨き方の確認を行います。
歯周病は痛みを伴いにくい病気です。早めの歯科受診をお勧めします。
普段、いくら頑張って歯を磨いていても、部分的に歯の表面にうっすら汚れが付着したままになっていることがあります。その汚れを”プラーク”と言います。このプラークが唾液と混ざり、時間が経つと、早くて１週間ほどで”歯石”になります。
歯石は硬く、歯磨きでは落とせません。そのため歯科医院にて専用の機械で除去する必要があります。特に、自分では見つけにくい場所に歯石は溜まりますので、どこにつきやすいのか、定期的に歯科医院でチェックしてもらいましょう。
歯を失った部分を補う治療方法は大きく分けると３つあります。
それは、隣の歯を削った被せ物による”ブリッジ治療”と、入れ歯とも呼ばれる”義歯治療”、そして保険適用外ですが他の歯を傷つけずに噛み合わせをつくることのできる”インプラント治療”の３つです。
もちろん一番の理想は、インプラント治療により他の歯を傷つけないで済むことですが、費用面やお口全体の状態によって、患者さまひとりひとりに最適な治療法があります。
今後のお口の変化も考慮して、あなたに合った選択を、一緒に検討していきましょう。
”インプラントオーバーデンチャー”と言って、インプラントと義歯を組み合わせることでインプラントの本数を減らすことができる場合があります。
義歯は、噛み切りにくい、といった不満が多いですが、一方でインプラントオーバーデンチャーではほとんど自分の歯のように噛むことができます。取り外しや手入れの手間がありますが、費用対効果はすごく高いです。しかし、欠損範囲が大きい場合に適応になりますので、状態に応じて歯科医師と一緒に検討して決めましょう。
歯の表面には、３ヶ月もすると”バイオフィルム”と呼ばれる細菌の膜が付着してきます。その膜の上に、歯の汚れ(プラーク)が付着し、歯石に変わっていきます。バイオフィルムは自分では落とすことが難しいため、歯科医院の専用の機械で落とす必要があります。そのため、3ヶ月内に1回はこのバイオフィルムを除去するメンテナンスが必要なのです。
当院のメンテナンスでは、毎回の歯周ポケット測定、年に1回のレントゲン撮影を行いますので、歯周病とむし歯の管理も徹底しています。
当院では３次元レントゲン撮影の歯科用CTを設置していますので、深い位置の親知らずや難しい抜歯にも対応できます。また、顎が痛い、顎が開かなくなったなどの顎関節症への対応も可能です。
※基本的には当院にて対応しますが、重症度により口腔外科の専門医へ紹介することがあります。
当院では、ご自宅でお好きな時間にできる「ホームホワイトニング」を行っています。
医院でマウスピースを作り、ご自宅で専用の薬剤をつけてお使いいただきます。
低濃度の薬剤を時間をかけて歯の内部まで染み込ませるため、白さが長持ちします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
※むし歯・歯周病などがある場合は、治療を終えた後、ホワイトニングを行います。
※一時的に知覚過敏が起こることがあります。
当院ではまだホワイトニングは行っておりませんが、セラミック等により見た目を美しく作ることが可能です。
また、歯茎が部分的に下がっていて気になる、歯と歯の隙間が気になるなどの希望も、場合により回復可能です。ただし、見た目に関わる部位の治療選択肢は個人差が大きいですので、まずは歯科医師に相談ください。
歯ぎしりや食いしばりと聞くと、大袈裟に心配する方が多いと思います。
ですが実際は、８割以上の方が夜間の歯ぎしりや食いしばりをしているという統計もあるので、ほとんどの人が、程度によりますが、噛み締めをしているものです。それが過剰になると、歯や歯茎、顎の筋肉、顎関節へと障害を起こしてきます。
なので、噛み締めとうまく付き合うことが必要なのですが、それができているかは歯科医師の診断が必要です。歯科医師と相談の上、マウスピース等を必要とするかを決定していきましょう。
顎が一番リラックスしているのは、歯と歯がすこし離れていて、舌先が口蓋についており、唇に力が入っていない状態です。ところが、歯と歯がくっついた状態、もしくは歯を噛み締めた状態が正常だと勘違いしている方もいます。
歯を噛み締めた方が落ち着くという方もいて、そのような方は”TCH(歯列接触癖)”の疑いがあります。これは、自覚なく行っている場合もあり、食事以外の場面で歯と歯を噛み合わせていないかをたまに確認するようにしましょう。
歯科治療というのは、小さいお子さまにとっては過酷なものだと思います。そのため、できる限り恐怖心をなくし、安心して、または楽しく、お子さまが歯科治療を受けてくれるようにゆっくりとお子さまと向き合います。
しかし、練習してもなかなか治療ができないお子さまや、早く治療を終わらせたい親御さまもいらっしゃいます。親御さまの許可があれば、笑気麻酔や抑制器具を用いて治療を早めに始めることも可能になります。
お子さまの状況に合わせて、できる限り良い選択をしていきましょう。
より専門的な検査・治療が必要だと思われる場合は、連携している高次医療機関をご紹介いたします。
どうぞ安心してご来院ください。